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私の合宿免許取得体験談

私が免許が早く取れる方法があることを知ったのは、まだ二十代の頃でした。

でも、私には無縁の世界だと思っていたのです。



何故ならば私は足が不自由なので、足を使っての運転など有り得ませんでしたし、自由な時間もなく仕事に明け暮れる毎日を過ごしていたからです。

手動装置のついた車に改造できることがわかったことで、それなら車を運転できたらどんなに世界が変わるだろうと思っていたある時、障害者専用の合宿免許があることを知ったのです。

パンフレットを取り寄せてみると一般の合宿免許よりは少し長い日程が書かれていたので迷いましたが、何とか勤務先の許可を得ることができた私は、意気揚々と合宿の地へ向かいました。

これで自分の人生が変わるという希望に後押しされながら行ってみると、そこは温泉地。



元の温泉旅館を合宿の宿泊施設としていて、温泉は入り放題。



食事も作っていただけ、教習所には送り迎え付きという申し分のない環境でした。

ただ、毎日練習に明け暮れながらも学科の授業がなかったことが不思議に思っていました。

当然夜の休息時間を利用して自分でテキストを読みながら勉強しなければなりませんでしたから。


でも他の合宿免許を知らない私は、そんなものかと思っていましたから特に不満はありません。

そこが無認可の教習所であることを知ったのは、試験日でした。
一般の教習所であれば技能試験は免除され学科だけの受験なのに、私達は免除がなくどちらも受けなければなりませんでした。俗に言う飛び込みです。

知らない土地での路上運転は大変で、それだけに免許を取得した時の喜びは格別でした。

だからこそ、事前に調べておくべきだったという反省点は今でも忘れられません。